この木、何の木、気になる気になる
先週末、友達夫婦とその愛犬二匹と一緒に、「4人と三匹の一泊旅行」行ってまいりました。
車で一時間半ほどの世界的に有名な観光地のあたりに到着♪
けれども、人があふれる観光スポットには立ち寄らず、ペットエキスポでボストン犬のおもちゃやスナックを仕入れ、ワイナリーでランチ、お宿についてちょいとお昼寝。思いっきり特別でない旅。
ワンコがいるので、お泊まりもワンコ可のAirbnb
リビングは大きくゆったりでワンコたち(ボストン犬と子供のウィペット)はじゃれあい、飼い主たちはBBQディナー。アウトレットモールが近かったので、二日に渡り覗きに行った。どこにいってもショッピングは楽しいものである。
二日目、途中友達とはぐれながらも行きついたボタニカルガーデン
「ガーデン」としか話しあわず、互いの車で出発。目的地が明確でない中、携帯がない世なら、はぐれたままになってしまうところだが、LINEで連絡を取り合いながら、オンラインの道案内に助けられ、ボタニカルガーデンで再会。
そのガーデン内で印象深い木に出会う。
緑の木々の中にうす緑の葉が爽やかな木が一本。
頭に浮かぶのは
「この木、何の木、気になる気になる」
その昔、どこらやらの家電メーカーのCMで、こんなフレーズがありましたね。
近寄って幹にかかってる札を見ると"Harlequinn Maple"という名前。
(ボタニカルガーデンだからどの木にもは何も名前の表示があるのでラッキーですね)
これまでにもどこかで見たことがあったと思うのだが、今回はひときわ目立ち、遠目から「いいなぁ」って。
白っぽい葉の中に黄緑色のメープルの形が型取りされている。素敵な葉っぱ。
ここに来てよかったな。
国旗にメープルの葉が使われているカナダ。至る所に各種のメープルの木がそびえているが(メープルの木はどれも大木がほとんどでこの表現がぴったりくる)、このハーレクインさんは珍しい(?)と思う。
ボタニカルガーデンで花を見て歩いたのは友達と私の二人。暑さが苦手なボストン犬もウィペットちゃんたちも、ハズバンドたちと木陰でお休み〜♪
犬と人がいっしょに楽しむ週末
5月の第三月曜日はビクトリアデーの祝日。初夏を思わせるような気温になることが多い三連休である。
この三連休の日曜日、ハズバンドとボストン犬と共に、仲間が集まるドッグパーティへ。友達夫婦が開いてくれるこのパーティも今年で三年目、恒例となってきた。
パーティのきっかけは、三年前にある。
東日本大震災から5年にあたる2016年3月、特別ファンドレージングイベントとして、山田あかね監督を迎えて「犬に名前をつける日」の上映会が行われた。イベント成功の陰には、カナダまで足を運んでくださった監督のおもてしから、イベント企画、当日の準備までイベント実行員会の惜しみない協力があった。
犬好きが集まった実行委員会。そのメンバーが集まっての一年に一度のドッグパーティ。人間もワンコ達も大いにエンジョイするのだ。
今年はワンちゃん9匹が顔を揃えた。
下は7ヶ月のウィペットちゃんから、上は16歳のレスキュー犬おばあちゃんまで。
我が家のボストン犬は9歳になったばかりで、年齢はこのグループ中の真ん中へん。(犬も人間も??)割と年齢層高めの集まりだ。ちなみにサイズも真ん中へんです。
犬種も様々だし、経歴もいろいろ。パピーミルからのレスキュー犬や病気で両目を失った犬もいる。犬同士仲良く絡むこともあるが、どちらかというとそれぞれマイペースで好き勝手にしていることが多いワンコたちである。
嬉しいことに、去年までは怯えて顔を見せてくれなかったレスキュー犬の一匹も、今年はみんなと一緒にパティオでリラックス。
7か月のウィペットちゃんはウィペットお姉ちゃん(獲物を追いかけるとき以外は大人しい)と違ってやんちゃ。なんとお姉ちゃんのう◯こを食べちゃうことがあるので、飼い主さんはわんこ達のう◯こ察知すると素早く取りに行く。いくつ拾ったのかな。
愛想を振りまくマルチーズちゃん。
歳のため足が弱ってしまったフレンチー君は、食い気だけは衰えず、食べ物めがけて歩き回る。
目の見えないワンコちゃんはこぼれたワインをペロペロ。
ちょっとお年を召したヨーキーちゃんは男の子を追いかけ回す。
九匹、それぞれが好き勝手に動き回る。
これだけ犬が集まっても、吠え声はそんなに聞こえない。実に穏やかなワンコが多いのだ。
しかし、このパーティの醍醐味は、ワンコ同士、又は人間とワンコ達とのふれあいだけではない。
美味しさ満載のパーティなのである。
今年からポットラックにして、ゲストも手作り料理やお菓子を持ち寄るものの、ホストのご夫婦がご用意くださる料理がすごい。
なんと旦那様、プロのシェフ!
ホストも招待客も日本人妻とカナダ人夫のカップルなので、日本語と英語が飛び交う会話、話題も食も和洋が入り混ざる。
今年のメインは焼き鳥!
パティオに置かれたのは焼き鳥用コンロ。備長炭を使っていろいろな種類の焼き鳥を焼いてくださる。焼きたては格別の味。特に自家製たれが絶品でした。
ワンコ達もタレの付いていない焼き鳥のおすそ分けで満足気。
やきとりの仕上げに、「串刺し餅」
「試しに」と焼いてくれた。言ってみれば磯辺巻きなのだが、一口大なので食べやすく、ペロッと食べてしまう。炭火で焼いて美味しいタレをつけたものはなかなか家では出せない味。
これでもかと次々に出てくる焼き鳥、ここらでやめようと思っても手が伸びてしまう味。
皆、満腹!
お酒もバラエティ豊か
量もさることながら、持ち寄ったもの含め、ワイン、ビール、日本酒、サングリアなどなど、選択がいくつもあって迷ってしまう。(もちろんノンアルコールの飲み物もあり)
今年の(女子の中での)大ヒットはシトラス果汁のモヒート!
これに尽きる。
数種の果汁を絞り、日本から業者用で購入したという冷凍ゆず果汁を入れ、あとはウォッカと炭酸。大きなピッチャーがテーブルに出るとあっという間に売り切れ!ゆずの風味とミントの香りで「ジュース感覚でガブガブ飲めてしまう」危ないけど美味しいカクテルでした。
そしてこの冷凍ゆず果汁パックに参加女子からの注文が殺到。お料理にも飲み物にも多方面で活躍しそう。ここでは旬の頃でも生の柚子は普通では手に入らないので、こういうの便利。それにここ数年、柚子はカナダでも注目の風味。
気の知れたものたちでワイワイと飲む。食べる。笑う。
時間はあっという間に過ぎていく。
庭のジャグジーで足湯を楽しむ。焚き火でまどろむ。爬虫類の部屋で蛇と戯れる(この家には爬虫類が専用の部屋で暮らしている😵)。ワンコの散歩に出かける。家の暖炉でぬくぬくする。昼寝(夜寝?)する。人間達の楽しみ方もそれぞれ。
ビクトリアウィークエンドには花火が打ち上げられる。お祝いの週末だ。この日も9時近くなって陽が暮れると花火の音が聞こえて来た。打ち上げ花火の大きな音が苦手な犬は多いので、みんなもぼちぼち室内へ。
そして夜が更けてからも、ビリヤード、ピンポンへと楽しみは移っていく。
人間達もワンコ達もこの上なく楽しい時間を過ごすことができる、こんな素敵なパーティを恒例行事にしてくれた友達カップルに感謝感謝なのである。
九匹のわんこが揃った写真は、、、今年も取れませんでした。(ワンコ達も人間達も好き勝手に動き回ってるから無理無理)
このパーティのきっかけとなった「犬に名前をつける日」、素晴らしい映画です。
犬好き、猫好きにはもちろん、全ての方に見ていただきたい映画です。山田監督は、今でも各地で精力的に上映会を行っていらっしゃるので、お近くで上映会があった際には是非。おすすめです。
4月に訪れる嵐の週末の正しい過ごし方
「春の嵐」と言うのか、それよりも、この状況で今を春と呼べるのかが疑問だが、この週末、ここはどっぷりとアイスストームに見舞われた。土曜日午前中から今に至るまで嵐は続いている。昨年のこの時期、最後の週末を黒ねこ吉くんとお庭でゆっくり過ごしてたのになあ。
日本語で言うと「みぞれ」にあたるのだろうか。
白い小さい氷の粒が降ってくる。積もったところを遠くから見ると雪のようだが、近くで見ると氷のつぶつぶ。振り落ちる時には窓に当たってパチパチと音がする。このパチパチが週末中ずっと聞こえていた。
雪よりも滑りやすい。道路も歩道も、家の前の階段もツルツルで、歩くのも運転も危ないから、こんな時は家にこもるに限る。これが冬の間なら、なんとなく気分もまったりで、一日編み物しながらテレビ見たり、本を読んだりしてす過ごすのに、四月も中旬でこの天気はさすがに気分もズーン。。。
それを吹っ切るべく、昨日はスームが来る前に買い物を済ませ、フレンチパティセリーでラテとクロワッサンサンドイッチで朝ごはん。
しっかり腹ごしらえをして、ペンキ塗り、開始!
リビングとダイニングの窓トリム、おかげさまで綺麗になりました。
今朝は家中のトリムのハゲたり汚くなったりしているところのパッチ。やり始めると止まらない。せっかくブラシにペンキが付いているのだからと。
みぞれが降り続く中、午後はシフォンケーキを焼いた。
これが今回の私の最大の関心事。
ここ数週間で今日が5個目。何故、頻繁に焼いているかというと、「なぜかこのところシフォンケーキが型から綺麗にはずれなくなった」のだ。
リベンジ!と思って今日も作ってみたけど、またしても失敗。いろいろ考えてみるけど、以前と違ったことはしていない(と思う)。何故だろう。
今日は「きなこと黒ごまのシフォン」味も食感もいいんだけど。
型がしっかり冷えていないのか、とか型から外すのに時間を置きすぎなのか。。。
原因に心当たりのある方、是非教えてください。
夕方から、みぞれは雨に変わったけれど、風がものすごく強くなって、大木がユッサユッサと揺れている。家の中でも「ゴォ〜、ゴォ〜」と轟音が聞こえてくる。
まさに嵐。そんな外を我が家の守り猫が窓辺で眺める。
そしてこんな過ごし方が毎日のボストン犬
ようやく春?カナダグースたちが戻ってきた!
日本は桜で盛り上がってますね。ここはお花見にはまだまだ。あとひと月は待たないと。
毎年3月中旬頃から、「そろそろあったかくなり始めてもいいんじゃないか」と思い始める。思うともう止まらない。「春、春、春」と待ち遠しいのである。とにかく外で過ごしたいし、陽を浴びたい。
この衝動には最近自分なりに分かってきた原因がある。
6-7年前にオフィスがビル内で移動し、建物の真ん中の位置することになった。その結果、窓もスカイライトも無くなり、仕事時間中はほとんど外を見ることがない。太陽の陽を浴びることも、外の天気が晴れなのか曇りなのか、はたまた雪なのか、風が強いのかさえ分からない。たまに外の空気を吸いに外に出ることもあるが、やはり冬の間はその回数も圧倒的に少なくなるし、雪が深く積もると建物廻りの息抜き散歩もしづらくなる。
その上、朝は明るい時間に家を出るものの、家路は暗い。
それに、、、ボストン犬はとにかく寒さと雪が嫌いなので、冬季お散歩時間はかなり短くなる。実際、短いならいい方で、完全に拒否られ、全く散歩が出来ない日が続くこともある。
というわけで私の冬の日光浴時間はものすごく少ないのだ。
そんな冬を過ごし、3月にもなると、気分が沈みがちになる。
「これって鬱?」みたいな。これがここ数年、年々顕著になってきているような気がする。
太陽不足!なんだと思う。
そんな中、今週に入ってちょっと気温が上がってきました!
まだまだ朝は零下で日中も10度にも達しないけど、確実に太陽が近づいてきていて、暖かいし、風もそんなに冷たくない。ボストン犬も今月に入ってからそろそろ散歩ムードが出てきたし、これで一気に春に向かっていくのかな。
その兆し!
冬の間、南に行っていたカナダグースたちが戻ってきている姿を発見。
朝、東の窓から入る光も強くなってきた。
南向きの庭にスノードロップが顔を出しているのを見かけるように。
こうやって春を見つけるたびに、喜びが♪♪
今週末はイースターの三連休。もっと春のサインを探してみよう。